明日から奄美・与論です

奄美大島の現状調査に行ってきます。 鹿児島に来てから奄美にはすでに4回行ったので、今回で5回目だ。 この島に行くと音楽ができない自分が呪わしくなる。 (ああ、僕はこの島には住めない人間なんだなー) って感じ。 多分、全員が歌がうまいわけではないし、蛇皮線が弾けるわけではないだろうとは思うが、どうせ住むならそういうことをしてすごしたいと思う。 今回の目的は奄美大島の人たちと研究交流をすることだ。 中でも奄美大島の「環境」というものをどう思っているのか、話をゆっくり聞く機会が持てればありがたいなあと思っている。 奄美大島は元ちとせのおかげもあるだろうが、やはり島唄が有名で、それ以外にも南国風の民俗が結構知られていると思う。 そして、自然は、「写真がきれいだからまあ豊かなんでしょうね」ぐらいに思われているのではないだろうか。 確かにそういう側面はあって、これといった環境資源はないのかもしれない。 (ほんとはいっぱいあるよ。奄美の自然は本当にすばらしいと思う) 今回の視察では、そういった場でも、自然環境を守りながら観光資源として利用している人たちに話を聞くと言うのも重要な目的だ。 自然が有名ではないだけに、そのすばらしさをどうやったら分かってもらえるかという問題はとても難しい。 だから、ガイドの腕が重要になってくるわけだ。 エコツーリズムの一つの純粋なあり方がここから見えてくるのではないかな、と思う。 もちろん、奄美にもマスツーリズムの波が押し寄せてきているし、住民もそれに期待するところが結構ある。 今回はそういうものはちょっとおいておいて、純粋なものを見てそこから何が考えられるのか、考えてみたいと思う。 ・・・目の前に積まれている仕事の山を見てたら、つい逃避して、一つ記事を書いてしまった。また仕事に戻ります。