世界で異常気象が頻発!

昨日(2004年7月26日)の日経新聞の夕刊の1面は世界の異常気象地図でした。米国西部では連年の干ばつだそうですね。 また、別のニュースではバングラデシュでは15年ぶりの大洪水、インドでは大雨で両者合わせて1000人以上が死亡したと伝えられています。 日本でも集中豪雨はとどまるところを知らずという感じで、昨日は北海道で大雨だったそうです。 ほんとうにこの異常気象はいったいなんなんでしょうね。 そして、「今年は暑いねえ」といいながらネクタイを締めて上着を着て通勤するサラリーマン達。 彼らのためにどれだけ冷房を強めなければならないか、本当に分かってるんでしょうか? スーツを着ないやつは常識がないっていうけど、地球環境のことを考えないやつの方が常識がないって思ってしまいます。 少なくとも、スーツを着てない人の悪口を言わないで欲しいし、相手に要求しないで欲しい。 ついでに、冷房も弱めにして欲しい。 いつも思うけど、災害とか環境問題って日常生活から考えると遠い話ですね。 どうやったらもっとみんな真剣に考えられるんでしょうか。 それともやっぱりどれだけお金がかかっても一般人は環境のことなんか意識しないけど環境がどんどん良くなっていくような社会システムの方が重要なんでしょうかね。 経済学者としてはむしろこちらを考える方が簡単ではありますが、なんとなくそういう社会って怖いし、おもしろくない気がします。 すべて行政任せ、他人任せですし、少し行き過ぎると、「お上のやることにすべて任せておけ。逆らうんじゃない」って言われる社会になってしまいますから。