環境問題は重要なのかどうか

仕事で環境経済学に関する文章を書いています。 そこで環境問題とは?なぜ重要なのか?なぜ環境に配慮して行動しなければならないのか?という部分にさしかかりました。 本当に、なぜなんでしょうねえ。 頭で考えれば、環境に配慮して行動しなければ地球が持たなくて、今のような暮らしをずっと続けることが無理なことは分かります。 だけど、それはそうなったときのことではないでしょうか。 今は幸せに暮らせてるんだからそれでいいじゃないですか? とか、言われると、ぐっと言葉に詰まってしまいます。 Ecosearch-Blogのニュースで知ったのですが、環境省が「ふたりで始める『環のくらし』」という冊子を配るらしい。温暖化対策を家庭(特に新婚家庭)で進めて欲しいという思いで作ったものです。 でも、たぶんこれがまともに伝わるのはもともと環境問題に関心がある人だけ。 僕たちは今の快適な暮らしをするために、食うや食わずの生活をしている途上国の人たちが作ってくれる安い製品に頼っています。 僕たちがいつでも(食べ残せるぐらい)食べ物があるようにするために、飢えに苦しんでいる国から食料をたくさん買っています。 ちょっと体調が悪いときに病院に行って先生を忙しくさせて、救急患者に対応仕切れなくても気にしません。 電車で座っているときに、目の前にお年寄りが来ても頼まれない限り席をゆずりません。 電車でうっとうしい顔をされても、携帯で話すのをやめません。 今、海外で戦争が起こっていても別に気にはしていません。 なのに、なぜ環境のことだけ考えなければいけないのでしょう。 僕はこういう疑問にストレートに答えられる言葉を持っていません。 なんだか、まだまだ修行不足です。 ちなみに、今書いているのは来年春頃には完成するかなあ。楽しみに待っててください。 (誰に言ってる?)