タフなスローライフ

仕事で上京していたのでライフスタイルフォーラムに行ってきました。 (上京って、なんか懐かしい響き。「汽車で上京」とか。飛行機とか新幹線だとこういう言葉の持つあじわいやニュアンスは伝わらないね) 例によって知り合いがいっぱい参加してましたが、新しく知り合いもまた増えました。 会場で異彩を放っていたのは、炭素税研究会の報告会。 ほとんどが「LOHASっぽい感じの人」と「ナチュラル好き」の集まりだったのに、この会だけは硬派な内容を硬派に発表してました。 発表者の知り合いは僕も知っている人たちで久々だったので一緒にお昼ごはんを食べました。 「スローライフっていいと思うけど、僕たちのやってる政策提言系の活動からみると違和感を感じるときがある。やっぱり戦わなきゃいけないとき、強く主張しなければいけないときってのはあると思う」 とはその一人の言葉。 僕もそう思う。 スローな生き方ってのは「対立や争い、自己主張、生き残るための戦い」から逃げるってことじゃない。自分の居心地のいい世界は誰かが与えてくれるものではなくて、自分で作らなければいけないもの。 そういうモデルの少ない現在は特にそうです。 どんな生き方をしようと、リアルな現実との関わりとそれとの妥協は必要になって来ます。 その辺りをちゃんと理解したうえで、「タフにスローライフを追求」していく人が増えるといいですね。 そうそう、元LUNASEAのSUGIZOさんも来てました。 意外とまじめに持続可能性のことを考えているようでしたよ。