タイではNo MSG!を結構みかけました

MSGというのは、Monosodium glutamateの略で、要するには味の素(または、グルタミン酸ナトリウム、アミノ酸、化学調味料)のことです。 アジアをこれが席巻して、一時期中華料理屋の味が変わった!といわれることも多かったようです。 先月末に4日間だけですがタイに行ってきました。 そこでなにか日本に帰って食べられるものでも買おうかなとスーパーに行ってみると、結構No MSG Added(化学調味料無添加)と表示してあるものがあるんですね。 僕の好きなタイカレーのペーストにもありました。 タイって、消費者の関心が進んでいるんやなあってそのときは思って、ありがたく買ってきました。 このスーパー、別にイカリスーパーとか紀伊国屋みたいな高級食材を売っているようなところではなく、ごくふつーのスーパーです。 一般の人がそんなに関心高いもんかなあ?とやっぱり気になっていました。 よく考えたら、タイにもイスラムの方が多いので、そのためですね。 2~3年前に味の素に豚由来の原料が使われていたことがありました。 でも、表示は何もありませんでしたので、知らずに食べていたイスラム教徒が激怒したという話があります。 おかげで味の素の株価が大幅に下がったのですが、それ以来表示するようになったんじゃないかなという気がします。 味の素を使うことだけをやめて、他の化学調味料を使えばよいようなものですが、それをしないというのはうれしい副作用でした。