なかなか書けないこと

11月以来の書き込みだ。 ずいぶんと長いブランクになってしまった。 なんだか、ここに書くべきなのかどうか、悩んでしまっているうちに、他のことも書けなくなってしまっていた。 それでもありがたいもので、訪問者がぼちぼちある。 12月13日にこどもが生まれて、啓輔と名付けました。 その後、育児(というか、相方に食事を作ることがメイン)が大変で、家でパソコンをいじる時間があまりなくなってしまった。 家ではなかなかパソコンが使えないという人の気持ちが今にしてようやく分かった。 こどもが生まれただけではなく、4月から相方が熊本に就職で行くことになった。 僕は家族の世話係をするために、育児休業を取得し、熊本についていく。 このはなし、相方の妊娠が分かりこどもが順調に育つなかで、10月頃に就職が正式に決定した頃から、考えてはいた。 ただ、職場にきちんと許可を得るまで、軽々しく書いてはいけない話かと思い、書くのがのびのびになってしまった。 時折、「キャリアを捨てて家族のめんどうをみるなんてすごいね」と言う人がいる。 だけど、一年仕事を休むぐらいでキャリアに傷がつくなんてことは僕の仕事ではない。 そもそも、一年間(どころじゃないけど)一本も論文を書かない人、書けない人もいる。 毎年書くのではなく、じっくり考えて、何年かに一本、すごい論文を書く人もいる。 学者にとって、一年間のブランクは、じっくりものをかんがえるうえではとても大切な時間だと思う。 特に僕は、ライフスタイルをどうするのかが最終的な研究課題だ。 ここらで少し、ていねいに暮らしてみるのも長い目で見ると、すごく意味があることだ。 最初はなんだかんだ言って、けっこう論文書いたり勉強したりする時間、あると思ってました。 でも、こどもが生まれて2ヶ月。 相方が仕事をする代わりに僕が家事と育児をこなすとなると、研究時間をとるのは至難だと感じ始めている。 中途半端に研究しようとして、ストレスためるよりは、これからの生活の中で、やれることをやっていくことが大事だろうな。