新しいiPadが話題になるなか、Sony Tabletを使ってみる

新しいiPad、その関係の人の間では話題になっているみたいですが、周囲(リアルな知り合いとか、Facebookの知り合いとか)からの話はまだ聞こえてきません。 そういえば、周りにiPad持ってる人、2−3人しかいないな。。。 さて、iPadがはやるなか、Macファンにもかかわらず、僕はAndroidタブレットのSony TabletSを買って見て使っています。 これで取材先にパソコン持って行かなくてよくなればいいなあともくろんでいます。 ただ、書く方はそんなに便利じゃない感じなので、出先での資料閲覧に今は使っています。 論文のばあいには、パソコンにダウンロードしておいたPDF版の論文をコピーして(正確には、Dropboxを使ってクラウドにおいたファイルをTitanium mobile Syncでフォルダを同期)、PDFリーダーで読んでいます。 この環境、すごく便利で、もしかしたら、研究室にいるときもこちらの方がいいのかもしれないななんて感じます。 というのも、タブレットを縦に持つと、論文の一ページが表示されるので、それをざーっと読みます。 読みにくいときは、二段組みでさらに拡大する余地があるときは、一段分を画面いっぱいに表示させて読みます。 そして、コメントなんかを書き込んだりしていきます。 パソコンとタブレットの縦置きの違いは、パソコンのディスプレイが横長なのに対して、縦置きのばあいには縦長だということです。 横長ディスプレイが普及したいま、パソコンで「希少な資源」はディスプレイの縦の幅です。 なのに多くのソフトは上部や下部にいろんな情報が表示されます。 これではただでさえ狭い縦の長さがもったいない。 縦の使い方がひどいツールと言えば、MicrosoftのOfficeです。 Wordは特にですが、文書イメージを表示する際、余白なども表示されてしまって、画面を有効に使えない気がします。 そのうえ、リボンというツールバー(これ、最初は嫌だったのですが、今は慣れてけっこう便利ですね)が、上にしか置けません。 そうなると、必然的に文書を表示するスペースが狭くなってしまう。。。 とまあ、こんな感じで、タブレットの縦置きは、9インチぐらいとそんなに大きくないディスプレイですが、長さをうまく使えるので、かなり快適に文書を閲覧できます。 そういう意味では、ネットの閲覧やメールの閲覧がメインでパソコンを使っている人は、いっそタブレットに乗り換えた方が便利かもしれません。 正直、メールとネット(Web)と写真の管理、葉書印刷ぐらいが普通の家庭での使い道だと思います。 そうなると、葉書印刷以外はタブレットでもいいツールがたくさんあるので、パソコンいらないんじゃないかなあ。 スマホの普及でパソコン売れなくなってきた、と言われていますが、機能を絞ったタブレットはまだまだ売れる気がします。