文明の崩壊

環境問題で人類が滅亡するかもっていうけど、過去にもいっぱい滅亡したグループがあったんですね。 今、ベストセラーになっている本ですが、なかなか面白いです。 特に、上巻の前半、モンタナの話しを終えたあたりから、読みやすいですね。 この辺りで挫折してしまった方は、ぜひ、イースター島の話しまで飛んで読み続けることをおすすめします。 最大の収穫というかメッセージは、人類滅亡の原因は一つではなくて、いろいろな原因が相互作用を起こしてやがて崩壊へと向かうという点。 もしかしたら、いろいろな問題に原因を探すことが多いけど、見つけたものが実は「引き金」にすぎなかったのではないかという気にもさせてくれる。 ちなみに、この前知り合いがイースター島に行ってきたそうですが、感想は・・・ 「イースター島って人住んでたんだね」 でした。 たしかに無人島のようなイメージもあります。

文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上)

文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上)

posted with amazlet on 06.03.16

ジャレド・ダイアモンド 楡井 浩一
草思社 (2005/12/21)

Amazon.co.jp で詳細を見る